2021年5月26日 Posted by 編集部
車の購入はお金を支払って終わりではなく、書類や手続きが必要になります。
こちらでは初めての方でも安心して購入できるように、購入の流れや、事前に検討しておきたいことや必要書類について説明していきますのでぜひ参考にしてみてください。
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車の購入は、販売店に行き、その日のうちに乗り始めることが出来るようにはなりません。中古車の場合は契約が終えれば一般的に2週間~3週間で納車となりますが、新車の場合は1ヶ月~2ヶ月程度かかるとも言われています。
契約から納車までの時間は販売店側で必要な時間ですので、短くすることは難しいですが、契約までの時間は、流れを知り必要なものがわかっていれば時間短縮をすることができます。
少しでも早く車を手に入れるために、車購入の流れを把握しておきましょう。
次から各項目を細かくみていきましょう。
車を購入するときには、まずは予算を考えましょう。
車を購入する目的には、「生活に必要だから」「生活をより快適にしたい」「好きな車に乗りたい」など、色々あると思いますが、予算を考えずに身の丈を超えた金額の車を購入すると、今後の生活が苦しくなってしまいます。
そうなると、何のために車を買ったかわからなくなってしまいますので、予算を設定する時には、ローンに通るか、家計を圧迫しすぎないかなどを考えておきましょう。一般的に、車の購入価格は、年収の1/3~1/2程度を目安にすると良いと言われています。
車を買った後も、ガソリン代や保険料、駐車場代など、維持費がかかりますので、そういったお金がかかることも頭にいれておく必要があります。
その上で、車購入をスムーズに進めるために、どんな車が欲しいかを考えておきましょう。特に、こだわりの譲れないポイントを明確にしておくことが大事です。
種類や何人乗りが良いなどを考えておくと車探しが楽になります。
予算を欲しい車が決まったら、車を探します。ポイントは予算内で欲しい車が買えそうかどうかという点です。
新車は、自分でオプション装備品を選べるので、欲しい車を買うことができます。もし予算をオーバーしてしまったら、譲れないポイントを考えて、オプション装備品を減らすのか、グレードを変えるのか、車種を変えるのか、などを検討しましょう。
中古車は、なんと言っても新車より安く車を買えることが魅力です。また、もう製造終了をしていて新車では買えない車も中古車なら見つけられるかもしれません。
車種幅、価格帯で新車を購入する時よりも選択肢が広がりますので、予算内で欲しい車が見つかるかもしれません。
ただし、新車と違って中古車は1台ごとに状態が違いますので、信頼できる中古車販売店を探すことも大事になってきます。
欲しい車が決まったら、販売店に連絡をして、在庫があるか確認しましょう。人気の車はすぐに売れてしまいますので、在庫確認をせずに店にいくと、既に売れてしまっていて無駄足になってしまうかもしれません。
在庫確認をしてすぐに購入ではなく、見積もりもしっかり取りましょう。車を購入する際には、車両本体価格だけなく、法定費用や諸費用がかかります。総額が予算内に収まるかどうか見積もりをとって確認しましょう。
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車を購入する前には、実際の車を確認することが大事です。車の状態や欲しい装備品がついているかどうかなどを確認します。
後付けでドライブレコーダーや、エアロの取り付けなどをやってくれるお店もありますので、欲しい方は相談してみるのも良いでしょう。
車の確認をし、見積もりの内容に問題なければ、契約となります。契約に必要な書類を取り揃えましょう。必要書類の詳細は後ほどご説明します。
契約書は販売店が用意してくれます。契約書は隅々まで確認し、気になることがあれば、販売店の方に質問して、疑問解消をしておきましょう。よくわからないまま契約するとトラブルの元になります。
支払いは、現金一括払いか、ローンが一般的です。ローンの条件については、販売店によって異なりますので、確認してみてください。
支払から納車までには時間がかかります。中古車を買う場合、車の状態によって整備にかかる時間が違いますし、新車の場合は、在庫があるかどうかでも大きく変わってきます。どのくらいで納車してもらえるかは販売店の担当者に確認が必要です。
納車の際は、契約時に状態と相違ないかの確認をします。外装、内装だけでなく、エンジンやエアコン、ナビ、オーディオなども問題ないか確認しましょう。
車の購入に必要な書類をまとめてあります。購入時に、販売店で教えてくれますが、役所や警察署で取得が必要な書類もありますので、予め書類を用意しておくと手続きがスムーズになります。
自動車の種類によって何の印鑑が必要かが変わります。軽自動車の場合は認印のみでも大丈夫ですが、普通自動車を考えている場合は実印でなければ購入ができません。
実印とは、市区町村の役所に登録した公的に認められた印鑑のことです。初めてで自分の実印がないという場合は、市区町村に届けを出して作っておきましょう。
実印とセットで必要になる証明書で、印鑑登録をすると市区町村などで取得できるようになります。
今は便利で、もしマイナンバーを作っている場合は、コンビニのコピー機がおすすめです。人がいなければ並ばずに簡単な操作で印鑑登録証明書を発行できます。
普通車の場合、保管しておけるスペースを確保していることを証明する書類も必要で、車庫証明書といいます。警察署に行って申請が必要です。
車庫証明書の取得に必要な書類は以下です。
車庫証明書の取得は、手間がかかりますので、販売店で取得を代行してもらうことが一般的です。
よく「車検証」と省略して呼ばれます。所有者や使用者などが記載されています。自動車保安基準に適合していることを証明してくれます。
販売店が用意してくれますので、購入者が用意する必要はありません。
車の購入時に加入が義務付けられている自賠責保険の保険証です。販売店が手続きをおこなってくれるので、購入者が用意をする必要はありません。
車の登録や名義の変更などの手続きを、販売店に代行してもらうために必要な書類です。用紙は、販売店が用意してくれますので、署名捺印などをすればOKです。
A.新車の場合、必要なオプションを見直したり、グレードを下げることが考えられます。違う車種で探してみるのも良いかもしれません。中古車にして価格をおさえるのも1つの選択肢です。色や走行距離、状態、装備品で値段が変わりますので、条件のあう車を探してみましょう。
A.もし一括で返済できる場合はそのまま払ってしまい新にローンを組むか、難しい場合は前回の残っているローンと今回のローンを合算も可能な場合があります。
お店に事情を話して、まずは相談してみましょう。
A.必要書類に不備がある場合や用意しなければいけない書類も時間がなく取りにいけないとなってしまうと、それだけで期間が延びてしまいます。
早めに必要書類は準備し、手続きを滞らせないことがポイントです。
こだわりがあり、さまざまなカスタムをしてオプションを付けてしまうと、その分少し期間が延びる場合もあります。
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