2019年8月8日 Posted by 編集部
30系後期アルファード・ヴェルファイアから追加された人気装備の1つが「デジタルインナーミラー」です。安全性を重視している方にとっては非常に便利な装備品なので、人気なのも納得です。この記事ではそのデジタルインナーミラーをご紹介していきますので、これから新車購入を検討されている方の参考になると思います。
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▼こちらの装備品も大人気です▼
デジタルインナーミラーは車両後方カメラの映像をミラーに映すことが出来ます。そのため、後席に人や荷物があって後方が見えづらい場合でもしっかり視界を確保することが出来ます。
こちらは鏡面モードとデジタルミラーモードを比較したものです。少し鏡面モードは少し暗くて見えづらいですが、セカンドシートで手を振っているのが映り、後方がよく確認出来ません。
デジタルミラーモードに切り替えると後方の視界がはっきり確保されています。ミラーの角度は変えていませんし、この時も実はセカンドシートで手を振っている状況です。
また、場合によっては、後席でリラックスをしたい時や、女性であればメイク直しをしたい時もあるかもしれませんが、デジタルミラーモードでは、後席を映さないことで、後席の人のプライバシーを確保することも出来ます。
切り替え方法は簡単です。ミラーの下についている切替レバーを前後させることで、通常の鏡のように映る鏡面モードと、デジタルミラーモードを切替可能です。
デジタルインナーミラーは、後方カメラの映像をインナーミラーに映すことで、後方の視界を確保しています。そのため、バックカメラとは別に後方確認用のカメラがついています。
気になる後方カメラの場所は、リアゲートのエンブレムの上のあたりです。光の加減もあって、カメラの位置は非常にわかりづらいです。
裏側からはカメラが確認出来ません。知らないとカメラの位置を見つけるのは難しいかもしれません。
リアゲートにカメラがついているので、リアゲートを開けると、デジタルインナーミラーには空が映ります。また、雨の日は雨の雫がカメラの前にあるとぼやけて見づらくなりますので、その場合は、鏡面モードに切り替える方が良いかもしれません。
もし晴れた日も映像がぼやけているようであれば、カメラ付近のガラスを拭いて汚れをとってあげましょう。
デジタルインナーミラーは、設定の変更を行うことで、鏡面ミラーでは行うことが出来なかった見え方の調整が可能です。
設定変更の方法について確認をしておきます。設定変更には、「メニュー/決定スイッチ」と、2つの「選択スイッチ」を利用します。
メニューボタンを押すと上記のようなメニューが表示されます。内容は下記のようになっています。
①~⑤までは実際に触って頂ければすぐわかると思います。
⑥のPLSモードはONにすることで、後続車のヘッドランプのまぶしさを抑えて、見えにくくなることを防いでくれます。夜間はPLSモードをONにしておくのが良さそうです。PLSモードがONになっていると、画面左上に「光マーク」が表示されますので、いつでも確認出来ます。
では、実際の見え方はどうなのか?というのが気になるかと思います。下記の動画ではここまでの内容と、実際の走行中のデジタルインナーミラー見え方もご紹介していますので、是非チェックしてみてください!
デジタルインナーミラーは、エグゼクティブラウンジシリーズに標準装備、それ以外の全車種にメーカーオプションで設定出来ます。価格は、メーカーオプションナビを設定する場合と、設定しない場合で変わってきます。
メーカーオプションナビを設定しない場合は、デジタルインナーミラーとブラインドスポットモニターはセットでメーカーオプションになっており、セットで税込99,000円です。
メーカーオプションナビを設定すると、ブラインドスポットモニターとナビがセットオプションになります。その場合はデジタルインナーミラー単体でメーカーオプションとなりますが、価格はグレードによって異なります。
違いのポイントは自動防眩インナーミラーが設定されているグレードかどうかです。
アルファードで言うと、自動防眩インナーミラーが設定されているGF、G、SC、S “C パッケージ”では、税込44,000円。防眩インナーミラーのX、S “A パッケージ”、Sでは、税込55,000円になります。
自動防眩インナーミラー | 防眩インナーミラー | |
メーカーオプションナビ設定有 | BSM*とセットオプションで税込99,000円 | |
メーカーオプションナビ設定無 | 単体で税込44,000円 | 単体で税込55,000円 |
*BSM:ブラインドスポットモニター
この記事では、デジタルインナーミラーをご紹介しました。30系後期になって非常に人気の装備ですが、後方の見やすさを体感するとその理由も納得です。
デジタルインナーミラーは、エグゼクティブラウンジシリーズを除いてメーカーオプションになっています。
これから新車を購入される方は、デジタルインナーミラーの設定をご検討してみてはいかがでしょうか?売却時もプラス査定になることが多いようです!
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