2021年11月25日 Posted by 編集部
ロックダウン解除後、非常に多くの査定のご依頼を頂いております。誠にありがとうございます。現在のオークションの状況などを共有させていただきます。
今年の6月からマレーシアの2度目のロックダウンが始まりました。
その間、仕入れを続けていたマレーシアの輸入業者もいましたが、やはり台数が少なく、10月ロックダウン解除後、輸入が再開してからは、仕入れの遅れを取り戻すべく、買い付け台数が増えたことで、相場がいい感じに戻ってきていました。
以前にご案内をしていたように、マレーシア向けの年内輸出に間に合わせるためには、船のスケジュールの関係で、先週のオークション仕入れがほぼデッドラインでした。
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今週に入ると、年内輸出用の車両については、多くの輸出業者がオークションでの買い付けをストップしています。
そのため、ロックダウン解除後、年内輸出に向けて、輸出業者間の競り合いが激しかった車両については、今週に入って、相場が20~30万円ほど落ちています。
また、走行距離が多い、状態があまり良くない車両など、国内での需要が低い車両については、特にその傾向が顕著で、車両によっては先週より50万円ほど安い金額で落札されている車両もありました。
改めて、マレーシア需要の国内相場への影響の大きさを実感しています。
先週と変わらない金額で落札されている車両もありますが、来年、本格的に輸出が再開されるまでに相場がどうなっているか気になるところです。
今年に関しては、コロナの影響でマレーシアで輸入許可証の発行されるのが遅く、大半の輸入業者へ行き渡ったのが3月頃でした。
輸出業者のセリへの参加が活発になり、相場が動き出したのもその頃からです。
現在、日本ではコロナが落ち着いてきていますが、ヨーロッパやアメリカでは、また感染者が増えてきています。
マレーシアの新規感染者数についても、ピーク時の1日20000人越えから大きく減らしていますが、1日5~6000人で下げ止まりしており、数か月後どうなっているのかまだまだ読み切れない状況です。
来年の輸入許可証がどうなるかは現段階ではわからず、今年のようにならないとは限りません。年明けすぐに売却をご検討されている方で、気がかりな方はお早めに動いていただくのも良いかもしれません。
コロナ次第となるため、明確なご案内が難しいのですが、こういった可能性があることは頭に入れて頂いて、売却のタイミングのご参考にしていただければと思います。
年内輸出は非常にスケジュールがタイトになっていますが、直接買取ですぐに車両のお引渡しが可能な場合は、ギリギリまだ年内輸出前提で買取させて頂けるかもしれませんので、売却ご希望の方は、お早めにお問合せをいただけますと幸いです。
皆様からのお問合せをお待ちしております。
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