2018年6月18日 Posted by 編集部
売却のしやすさや査定額だけ見ると、車内での喫煙はおすすめしません。
弊社は主にマレーシアに輸出をしておりますが、マレーシアの喫煙者数は、少なくありません。現在、喫煙マナーの向上、禁煙者の増加を狙いとして、政府主導で路上や公園、お店での喫煙の禁止が進められており、タバコには高額の税金が課せられています。
日本からマレーシアへ輸出されるミニバンは、マレーシアの富裕層の方が購入されていますが、高額な買い物になりますので、特に高額になるほど、タバコを気にされる方が多いです。タバコが苦手な方が、せっかく高額のお車を購入するのであれば、禁煙車が良いという気持ちは理解出来ます。
また輸出時にタバコを気にする原因の1つにマレーシアの気候があります。マレーシアは熱帯雨林気候に分類され、一年中高温です。ですので、日本で少ししかタバコの臭いがしないお車でも、マレーシアに持っていくと臭いが非常に強くなります。車内でエアコンを付けた時に少し臭うかなという程度が、マレーシアにお車を持っていくと驚く程臭いが強くなります。ペットの臭いなどについても同様で、マレーシアに持っていくと非常に強くなります。
お車を売却される際には、「禁煙車なので加点」とはなりませんが、「喫煙車だと減点」、査定額に影響が出る可能性が高いです。車によっては喫煙車だと、お客様がつきづらくなる場合もあります。そのため、売却のしやすさや査定額だけ見ると、車内での喫煙はおすすめしません。
もちろん、お客様のカーライフが最優先ですので、車内で喫煙されたい方はそうしていただくのが1番です。しかしそうではなく、売却時の査定額を優先したいという方は、普段タバコを吸われる方でも車内では吸われないようにするのがよいかもしれません。
▼あわせて読みたい▼