2018年9月20日 Posted by 編集部
本日は関東最大規模の中古自動車オークションが開催されていました。
そこで弊社がいつも買取をしているウィッシュが、驚愕の値段で落札されていきました。
今回はマレーシアへの輸出のルールについてと、輸出できなくなってしまった車両の価格について見ていきます。
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アルファード・ヴェルファイアなどの日本の中古車の大半が、マレーシアへ輸出されていますが、マレーシアへ輸出が出来るのは『初年度登録から1年以上~5年未満』の車両のみと規制されています。
また、マレーシアへ輸出された中古車は、日本よりも高い価格で取引されている為、マレーシアでの需要や取引される値段が、輸出元である日本での流通価格に大きく影響してくるといえます。
上記では、マレーシアへ輸出されている中古車は、輸出できるかできないかで価格に影響してくるという事をお伝えしました。
では、実際にどの程度価格に影響してくるのか、初年度登録から5年経過して輸出から外れてしまった、あるウィッシュのオークション落札価格を例に紹介いたします。
ウィッシュの買取事例から、おおよその買取価格をご紹介
まずはこちらのH25年式、ウィッシュ1.8S モノトーン
走行距離:18,000㎞
スペック:スマートキー / ディーラーOPナビ / バックカメラ
2018年8月に、150万円以上で買取をさせて頂きました。
続きまして、H26年式のウィッシュ1.8S モノトーン
走行距離:51,000㎞
スペック:スマートキー / ナビ / バックカメラ
距離は、1台目とだいぶ差がありますが、こちらも150万円以上での買取です。
ウィッシュは距離の影響が、比較的価格に影響しにくい車両でもあります。
最後に、約9万km走行しているウィッシュ1.8X
100万円以上で買取させて頂いています。
下位グレードで、スマートキーもついていない車両でもこの金額です。
H25年式 ウィッシュ 1.8S
落札価格:約60万円
修復歴なし、つまり事故車でもありません。
車の状態としては悪くないという評価が入っていましたが、輸出に間に合わない為、弊社含め輸出業者が買いに行かなかった結果です。
初年度登録から5年を経過すると買取価格が変わってくるという話をしましたが、実際に例に挙げたウィッシュでは、たった数ヵ月で価格に数十万円の差が出ています。
高額で売却したい方は、初年度登録から5年経過する前に売却を検討してみて下さい。
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