2019年10月15日 Posted by 編集部
あと数ヶ月でH27登録のアルファード・ヴェルファイアの買取相場が大幅に下落する可能性があります!近々売却を検討している方は、値段がついているうちに売却をしましょう!
2018年年末から2019年の年始にかけて、60系前期ハリアーの流通相場が大幅に下落をしました。2018年10月頃には240~260万円あった相場が、最終的には160万円~170万円ほどまで下落しました。これはマレーシアへの輸出規制に関係しています。
マレーシアでは日本の中古自動車が大人気で、日本国内より高い価格で流通しています。そのため、マレーシアへ輸出に出ている車両は、マレーシア人気で日本国内の流通相場が形成されていると言っても過言ではありません。
しかし、マレーシアへは輸出規制により、初年度登録から1年以上、5年未満の車両しか輸出することが出来ません。そのため、初年度登録から5年が経過し、輸出の対象から外れるとガクっと買取相場が下落します。
ハリアーもマレーシアへ輸出に出ている人気車両です。そのハリアーは2013年12月にフルモデルチェンジが行われ60系になりました。そして、2018年の年末から初年度登録から5年が経過し、輸出の対象から外れる60系モデルが出てきました。
その結果、輸出から外れた車両の値落ちに引っ張られる形で、まだ輸出に出ている5年経過していない車両の相場も上記のように下落したのです。これを私達は「ハリアーショック」と呼んでいます。
当時は、マレーシア輸出の絡みで言いますと、30系後期アルファード・ヴェルファイアの話題が豊富で、あまりハリアーのことは話題になりませんでした。
▼当時の30系後期アルファード・ヴェルファイアの相場暴落について▼
ではなぜH27登録のアルファード・ヴェルファイアが危険なのでしょうか?現在のアルファード・ヴェルファイアは30系と呼ばれ、2015年1月にフルモデルチェンジが行われています。
アルファード・ヴェルファイアもマレーシアへの輸出に出ている大人気車ですが、あと数ヶ月でフルモデルチェンジ後の車両でマレーシアの輸出対象から外れてくる車両が出てくるのです。そうなると、ハリアーのケースと同様に、輸出にまだ間に合う車両も相場の下落が予想されます。
ハリアーの車両価格帯で上記の通り、大幅な相場の下落がありましたので、アルファード・ヴェルファイアの価格帯では、どれだけ下落があるか読めません。
値段がついているうちに売った方が良いというのは、こういう理由からです。
輸出先である、マレーシアの輸入業者も「ハリアーショック」のことが頭にありますので、そろそろH27登録のアルファード・ヴェルファイアについて警戒をし始めています。
株式会社ENGのお客様である輸入業者の中には、H27登録のアルファード・ヴェルファイアについては、相場が下がり始めたら、底を打つまで買わないと言っているお客様が何人もいます。
底を打った後もどこまで値段が戻るかわかりません。高値で売って次の車の資金にあてたい方は、早めに動いて頂くのがよいでしょう。
H27登録のアルファード・ヴェルファイアを近々売ろうとしている方は、早めに動いて頂くのがオススメです。「ハリアーショック」と同様の値動きをする可能性が十分にあります。5年経過しなければ大丈夫と考えていると、売り時を逃してしまうかもしれません。くれぐれもご注意ください。
株式会社ENGでは、代車のご用意もありますので、まだ次の車が決まっていない方もご相談ください。皆様からのお問い合わせお待ちしております。
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