2019年4月24日 Posted by 編集部
最上級グレードのエグゼクティブラウンジよりゴージャスなアルファード・ヴェルファイア。ロイヤルラウンジをご存知ですか?
この記事では超豪華ロイヤルラウンジについてご紹介していきます。エグゼクティブラウンジでは物足りない方や、どんな車か興味がある方にオススメです。
Contents
ロイヤルラウンジは、アルファード・ヴェルファイアの最上級グレードであるエグゼクティブラウンジをベースにしたトヨタ純正のコンプリートカー(新車の状態でカスタムが完成された車のこと)です。
トヨタ純正のコンプリートカーであり、エグゼクティブラウンジを更にゴージャスにカスタムしているため、実質的にはロイヤルラウンジが最上級グレードのような位置づけになっております。
ロイヤルラウンジの特徴はなんといっても、後部座席のVIP空間です。フロント席とリア席がフルパーティションで仕切られることで、プライベート空間が作り出されています。
また、通常エグゼクティブラウンジでは、後席には5人乗車出来るように2列目、3列目シートが用意されていますが、ロイヤルラウンジは2列目のみとなっており、後席空間を広々と使うことが出来ます。前席も合わせて4人乗りのお車になっています。
この点が、ロイヤルラウンジとエグゼクティブラウンジとの一番大きな違いとなっています。
外装は、専用エンブレム以外はエグゼクティブラウンジと同じです。次からは内装・装備品について細かく見ていきましょう。
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
こちらがロイヤルラウンジの特徴である前席と後席を仕切るフルパーティションです。これにより後席のプライベート空間を実現しています。前席とは、インターホンでの通話が可能とのこと。
パーティションとリアシートの間は、約600mmと足を伸ばせるゆとり空間を確保。その分、フロント席のスライド量とリクライニング量は、ベース車と比べると小さくなっているようです。
また、左右の足元には靴の収納可能なフットレストも用意されています。後席を重視した車両ですね。
▼フットレスト▼
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
▼フットレスト(開いた状態・靴が収納出来る)▼
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
残念ながら、内装色のホワイト×ブラックは設定出来ません。
ちなみに、次の写真のように30系前期モデルをベースとしたロイヤルラウンジSPでは、パーティションにはガラス面があり、透明度を調整出来たのですが、現行モデルではフルパーティションに変更されています。
▼前モデルのパーティション▼
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
ロイヤルラウンジのシートも半端ではありません。背中から頭部までに包み込まれるようなハイバックチェアは人間工学に基づいて作られています。
更には、シートには8個のエアーセルが配置されており、3つのリラクゼーションプログラム(全身パルス・腰・ストレッチ)を利用可能です。座り心地の良いシートでマッサージ。最高ですね!
▼フルリクライニングするシート▼
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
▼読書灯▼
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
リクライニングはフルフラットまで可能で、読書灯はシート背面から伸びており手元を明るく照らしてくれます。
もちろん、エグゼクティブラウンジでも設定のある、パワーオットマンや快適温熱リヤシート、ベンチレーションシステムなども設定があり、もう言うことがありません。
シートの前後スライドは出来ませんが、3列目がなくこれだけゆとりのある空間であればスライドする必要もなさそうです。
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
ロイヤルラウンジの車内には様々な機能が搭載されていますが、その操作を行うのが、集中コントロールタッチパネルです。2列目シート2席の間に設置されており、スマートフォンなどのモバイル端末を操作するような感覚で操作することが可能です。
集中コントロールパネルを、カッコイイと感じる方も多いのではないでしょうか?
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
後席用のディスプレイは珍しくありませんが、ロイヤルラウンジの場合、驚きなのがなんと言ってもそのサイズ。24インチもあります!
このサイズであれば自宅と変わらないレベルでテレビなどの視聴が出来そうです。HDMI端子も利用可能です。
参考ですが、エグゼクティブラウンジの後席モニターが12.1インチです。
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
ディスプレイの下には、冷蔵庫が設置されています。500mlペットボトルが5本程度収納出来るサイズですので、長旅でも困りませんね。
それではロイヤルラウンジの価格を見ていきましょう。ベースとなる車両によって価格が変わってきます。下記の表にまとめました。
ベース車両 | 価格(税込) |
HYBRID Executive Lounge | 15,629,760円 |
Executive Lounge 2WD | 15,305,760円 |
Executive Lounge 4WD | 15,499,080円 |
HYBRID Executive Lounge Z | 15,779,880円 |
Executive Lounge Z 2WD | 15,454,800円 |
Executive Lounge Z 2WD | 15,649,200円 |
価格は1500万円超と非常に高額になっております。素晴らしいVIP空間でしたが、なかなか手が出せない金額ですね。北海道では、少し価格が異なるようですので、ご注意ください。
30系前期をベースにしたロイヤルラウンジSPの写真がありましたので、参考に掲載しておきます。専用エンブレムはフロントフェンダー、フロントタイヤの上にあります。やはり目立ちますね!
▼専用エンブレム▼
引用元:https://toyota.jp/vellfire/customize/royallounge/?padid=ag341_from_vellfire_accessories_customize_royallounge
この記事ではアルファード・ヴェルファイアのロイヤルラウンジについて見てきました。後席空間はロイヤルラウンジの名にふさわしいVIP空間でした。お値段もVIP価格なので、お手軽に買える車ではありませんが、後席にこだわりたい方にはピッタリな車両かと思います。
ちなみに、このロイヤルラウンジベースのレクサスLMが話題になっていますが、気になる方は下記のガイドをご覧頂ければと思います。同じレクサスのLXも非常に高い高級車ですが、アルファードだけでなくLX570も弊社では買取をしておりますので、ご売却ご検討中の方は是非お問い合わせください。
▼関連ガイド▼
【レクサスLM】アルファードベースのレクサスLMが公開。内装はコンプリートカーのロイヤルラウンジベース!?写真で比較してみた。
▼あわせて読みたい▼
●【マイナーチェンジ後の30系後期アルファード】おすすめガイド6選
●トヨタ:スマホとクルマをつなぐディスプレイオーディオ(DA:DISPLAY AUDIO)をご紹介!
●30系後期アルファードの内装のまとめ
●【アルファード・ヴェルファイア】高く売却出来るかは新車購入時に決まります!