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型式から見分けるウィッシュの種類 | 排気量や駆動方式も分かるなんて！

2019年4月4日 Posted by 編集部

この記事ではトヨタウィッシュの型式から車の違いを見ていきます。型式を見ると、駆動方式やボディタイプなどが一目でわかります。売却時にお店の方から、型式を聞かれることがあるかもしれませんが、このように型式を聞けばおおよそどういった車かわかるからです。

Contents

【TOYOTA ウィッシュ】おすすめ記事6選 | 買う・売るを考え中の方必見です！

ウィッシュの型式

まずウィッシュの型式について見ていきます。

型式とは、車の種類を表す文字列のことです。型式を見れば、車名やエンジンの種類などが分かります。詳しくは下記のガイドをご覧ください。型式の調べ方についても書いてあります。

【今更聞けない？】アルファード/ヴェルファイアの「30系前期/後期」ってなんのこと？【車の型式とは】

最新モデルのウィッシュの型式は「DBA-ZGE20W」のように「DBA-ZGE＋数字2桁＋アルファベット1文字」で構成されます。

以降では、「数字2桁＋アルファベット1文字」の部分の違いから、車の違いの見分け方を説明していきます。

最初にご紹介するのは型式からエンジンの違いを見分けるポイントです。

ウィッシュには、2種類の排気量のエンジンが用意されています。排気量1.8Lの2ZR-FAE(バルブマチック付)エンジンと排気量2.0Lの3ZR-FAE(バルブマチック付)エンジンです。

ウィッシュのグレードの中で排気量2.0Lのエンジンを搭載しているのは2.0Zだけで、その型式は「DBA-ZGE22W」となります。型式の内に22が入っているのも2.0Zだけとなっており、この数字からエンジンの違いを見分けることが出来ます。

他のトヨタ車のアルファード・ヴェルファイア・エスティマなどは排気量の違いを、型式のアルファベットの部分で表現していますので、数字で表現している車両は珍しいのかもしれません。

次は、駆動方式の見分け方です。

駆動方式は、型式内の数字2桁の1桁目を見ればわかります*。「DBA-ZGE20W」であれば赤字の部分です。

数字の0⇒2WD

数字の5⇒4WD

と、なっています。

トヨタ車の駆動方式は、ウィッシュに限らず同じようなルールで見抜くことが出来る場合が多いです。

*2.0Zの場合は2WD固定で例外です。

続いて、型式からボディタイプをどう見抜くかを見ていきます。

ウィッシュには、エアロボディとノーマルボディのグレードが用意されており、2.0Z、1.8S モノトーン、1.8S、1.8Aがエアロボディ。1.8G、1.8Xがノーマルボディになっています。

このボディタイプは型式の最後のアルファベット1文字を見ればわかります。

W⇒エアロタイプ

G⇒ノーマルタイプ

となっていますので、「DBA-ZGE20W」であればエアロタイプとわかります。

残念ながら、2.0Zを除いて、型式からはグレードまでを特定することは出来ません。しかし、フル型式を見ればグレードまで特定することが出来ます。

フル型式は型式の後ろにメーカーが決めた各グレード固有の文字列が追加されたものです。ですので、フル型式を見ればグレードも特定出来るようになります。

フル型式は、車両のコーションプレートに書いてありますので、気になる方は探してみてください。

ここまでの情報と各グレードのフル型式を表にまとめておきます。