2018年11月1日 Posted by 編集部
多くの査定のご依頼を頂き、誠にありがとうございます。ご連絡が遅くなってしまっているお客様におかれまして、ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、順次ご連絡を差し上げておりますので、お待ち頂ければ幸いです。何卒よろしくお願い致します。
さて、ENGのビジネスモデルは、『国内で仕入れをした中古自動車を、海外へ輸出する』というものです。
弊社の主な輸出先であるマレーシアでは、トヨタ社のヴェルファイア、アルファードなどのミニバンが富裕層の方を中心に非常に人気があります。日本での流通価格より高い金額で取引がされていますので、国内でも人気のヴェルファイア・アルファードを仕入れて、輸出をしても利益を出すことが出来ています。
ここ数年、ENGは中古車オークションからの仕入れが主であったところから、エンドユーザーの皆様から直接お車の買取もさせて頂くようになりました。
お陰様で、最近では「中古車アルファード、ヴェルファイアを高く売るのであればENG」という印象を持ってくださっている方も多くなり、非常に嬉しく思います。
ENGが高価買取を出来る仕組みについては下記をご覧ください。
しかしながら、ENGのビジネスモデルは、海外への輸出が前提となっていますので、それ故に不得意な状況もあります。例えば、輸出が出来ないお車については査定のご依頼を頂いても、高価買取の期待に応えることが出来ない場合がございます。
マレーシアへの輸出にはルールがあり、初年度登録から1年以上、5年未満のお車しか輸出をすることが出来ません。初年度登録から1年経過していないお車ですと、他の買取店さんの方がよいお値段がつくケースもあります。
最近ですと、そろそろ30後期のアルファード、ヴェルファイアで、初年度登録から1年が経過して、輸出にハマってくるお車が出てきますので、30後期の査定依頼を多く頂いております。30後期の売却価格は、皆様非常に気にされているところかと思います。
正直に申しまして、現段階では、30年3月以降登録のお車ですと、国内の業者様の方がよいお値段を出せる可能性が高いと思います。
国内の業者様の場合は、現時点での流通価格や、国内での人気を加味したお値段を出されているかと思いますが、ENGの場合ですと、3月登録となりますとほぼ半年間輸出が出来ない状況になりますので、在庫リスクや相場変動のリスクがありますので、高いお値段をつけることが出来ません。
車好きの皆様であれば、おわかり頂けると思いますが、半年間車を動かさなければ、どうしても車の状態も悪くなってしまいます。
4月以降登録のお車ですと尚更、高いお値段をつけることが難しくなります。
また、輸出の際の関税がお値段に影響する場合もあります。この年末に近い時期に、登録月が10~12月のお車の査定の依頼を頂きますと、関税の関係で40~50万円値段が変わってくることもあるので、他の買取店さんの方がよいお値段が付くケースもあります。30後期はまだ輸出が始まっていませんので、現段階では、30前期などがこちらに該当します。
その他、最終的には、ENGは海外のお客様のために、お車を仕入れておりますので、現地での人気や為替の変動なども考慮してお値段をつけさせて頂いております。
▼この部分の補足のガイド▼
このように、輸出業者だからこそお付け出来るお値段がありますが、輸出業者だからこそお値段をお付け出来ない場合があります。
しかし、こういった輸出の事情による得意不得意というのは、車をお売りになられるお客様には関係のないことですので、売却の時点で最もお値段がついているお店にご売却頂くのが一番です。
ENGもその時点で出せるお値段を精一杯つけさせて頂きますが、国内業者様の方がよいお値段をつけられているようでしたら、是非そちらにご売却頂くのがよいかと思われます。
30後期の3月登録以降にお乗りのお客様、もし現時点で売却の必要がある方は国内業者様にご相談して頂く方がよいかもしれません。今すぐは売却されないという方は、初年度登録から1年が経過する頃に査定の依頼を頂けると幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
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