【対象車両の拡大】アルファード・ヴェルファイア アイドリングストップ搭載車のリコール

トヨタは、令和3年7月7日に、平成29年から令和3年にかけて生産したアルファード・ヴェルファイアのアイドリングストップ搭載車の一部について、リコールを国土交通省に届け出ました。

令和元年10月30日のリコールの内容と同様ですが、新たに原因が判明し、改善措置の内容が不十分であったことから、対象を拡大して再度届出するものとのことです。

不具合の内容

アイドリングストップ搭載車において、制御プログラムが不適切かつバッテリの断熱が不十分なため、長時間アイドリングによりバッテリ温度が高い状態で使用を繰返すと、劣化抑制の再生充電が不足してバッテリが異常劣化することがあるとのことです。

結果として、アイドリングストップ後、再始動できなくなるおそれがあるそうです。

改善内容

全車両、エンジン制御用コンピュータおよびアイドリングストップコンピュータのプログラムを対策仕様に修正するとともに、一部車両に対しては、バッテリ断熱カバーを対策品に交換してくれます。また、バッテリの劣化状態を点検し、異常がある場合は新品に交換してくれます。

対象車両

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