2020年4月14日 Posted by 編集部
この記事では、2020年4月のオークションの状況についてご紹介します。
現在のオークションの状況はと言いますと、売りたい人、買いたい人のバランスが崩れてしまっている状態です。
輸出向け車両については、弊社株式会社ENGを含めて数社しか応札をしていません。売りたい人の方がかなり多くなってしまっており、取引が成立せず、多くの車両が流札となっています。
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需要と供給のバランスが崩れてしまっていますので、オークション相場も良いとは言えません。
毎年恒例ですが、トヨタ系ディーラーが3月末決算のため、オークションへの出品が増えていました。なんとか換金したいと、例えば、相場が300万円の車に対して、200万円と非常に早いタイミングで売り切りをつけることもしばしばありました。
応札者が減っている状況ですので、200万円で売り切ってそのまま落札になることもあり、相場に大きくインパクトを与えました。
また、昨年末まで全体的に非常に良い相場でしたが、そのタイミングで仕入れた在庫を抱えている大手の買取店や小売店があります。
そういった在庫を今オークションに戻してきていますが、100~150万円ロスでも換金したいという売り方をしているお店もあります。事情はわかりませんが、投げ売りとも言える売り方で相場が壊れてしまっています。
この先の予想は難しいですが、昨日の記事でもご紹介したように、マレーシアへの輸出は止まっていませんので、今、売却ご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせお待ちしております。
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