2019年1月18日 Posted by 編集部
30後期のアルファード、ヴェルファイアですが、先週と比べても相場が落ちています。
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本日、名古屋と大阪のオークション会場だけで30後期が2.5L車と3.5L車を合わせて約100台、今週今日までで約150台と非常に多く出品されており、明らかに供給量が需要を超えてしまっている状況です。明日のオークションでも多くの車両が出品されます。
高い時と比べると車によっては30~40万、3.5Lの車両だと50~60万くらい値段が下がっている車両もあります。
オークションの状況をお伝えする前に、ご存知の方もいるかと思いますが、セリの仕組みを簡単にご説明します。
セリのスタート金額から欲しい業者達が応札をして、出品店が売ってもいい金額で「売り切り」という合図を出します。そこから、一番高値をつけた業者が落札をするという仕組みになっています。
「売り切り」をつけると、その金額で落札されてしまうことがあるため、出品店は利益が出る金額や原価金額を考えて売り切りをつけることになります。
本日のセリで言うと、出品店の売り切りをつけたい金額まで応札がなく、セリが不成立となっている車両が多くあります。
需要に対して、供給が釣り合っていない状況です。
1年落ちの車両の値段がはねるのはマレーシア需要ですが、先日の記事でも書きましたが、年末の段階で、マレーシアの第一段階の需要であるショールームに並べる分の台数については、ほぼ確保出来ている状況です。
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明日もオークションがあり、来週のオークションでも、今週流れた車両に加えて更に多くの30後期が出品されてくる可能性はあると思います。どれだけ出品されてくるか読めないため、相場がどれだけ変化するか非常に読みづらい状況です。
海外のお客様も現在は一旦買いを止めて様子を見ると言っています。次の大きなオーダーは現地での売れ行きを見てからになりそうです。
ですので、乗換などでこのタイミングで売却が必要な方を除いて、売却を検討されていた方も少し様子を見るのも良いかもしれません。現在ちょっとしたパニック相場になっているところがありますので、このタイミングで売却を急ぐと不利な状況での売却になってしまうかもしれません。
ここからの30後期の相場は要チェックですね。